複素数など
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/18 09:51 UTC 版)
「IEEE 754における負のゼロ」の記事における「複素数など」の解説
一般に複素数などの極座標表示においては、その偏角に 2 n π {\displaystyle 2n\pi } を加減しても複素数としては同じ値を示す、という性質がある。通常は代表値として、偏角を θ {\displaystyle \theta } とすると − π < θ ≤ + π {\displaystyle -\pi <\theta \leq +\pi } に制限するなどするが、マイナスゼロがある場合、 ( − 1.0 , + 0.0 i ) {\displaystyle (-1.0,+0.0i)} の偏角を + π {\displaystyle +\pi } とするのに対し ( − 1.0 , − 0.0 i ) {\displaystyle (-1.0,-0.0i)} の偏角を − π {\displaystyle -\pi } とする、といったように使い分ける用例がある。複素数を使わない場合でも、たとえば atan2(-0.0, -1.0) が − π {\displaystyle -\pi } になる実装がある。
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