装着効果による分類
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/04/12 03:14 UTC 版)
「コンバージョンレンズ」の記事における「装着効果による分類」の解説
ワイドコンバージョンレンズ(ワイドコンバーター) より広角側で撮影することが可能になる。略してワイコンとも呼ばれる。特殊な製品として、装着すると円周魚眼レンズになるものもある。 テレコンバージョンレンズ(テレコンバーター、エクステンダー) より望遠側で撮影することが可能になる。略してテレコンとも呼ばれる。例えば100ミリのレンズに2倍のテレコンバーターを装着すると200ミリの望遠レンズとして使用できる。その代わり、フィルムやセンサーに届く光の量は少なくなる。特にリアコンバージョンレンズとして焦点距離を1.4倍(あるいは1.5倍)、2倍、3倍にする製品が普及しているが、1.4倍で1絞り分(F値は 2 {\displaystyle {\sqrt {2}}} 倍になる)、2倍で2絞り分(同2倍)、3倍で3絞り分(同2.8倍)レンズの明るさが低下する。このため、オートフォーカス一眼レフカメラ用のテレコンバーターレンズは特定の明るいレンズにのみ使用でき、それ以外のレンズに使用するとオートフォーカスが作動しなかったり、自動露出モードではまったく撮影が出来なくなる場合もある。
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