表示時のエンコーディングの指定に関するトラブル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/02 05:28 UTC 版)
「文字化け」の記事における「表示時のエンコーディングの指定に関するトラブル」の解説
指定ミスの場合 文字データを間違ったエンコーディングで表示しようとしたために、正しく表示できなくなる場合がある。 ISO/IEC 646で規定されている文字だけは、Shift_JIS、EUC-JP、ISO-2022-JP、ISO-8859、UTF-8などにおいても同じ符号位置で登録されている。従って、ISO/IEC 646の範囲外の文字だけが化けてしまう場合には表示時のエンコーディングの指定ミスである可能性が高い。 プロトコルごとのヘッダに文字コードの情報を付加して転送することや、Unicodeの場合にはBOMをつけることなどの方法で文字化けしないようにすることが勧められる。 表示側非搭載の場合 文字表示アプリケーション(WWWブラウザ等)によって、表示可能なエンコーディングが限られていることがあり、指定ミスと同様の状態に陥り文字化けが発生する。Unicodeのサロゲートペア(代用対)表示に対応していない環境もいまだもって多いため、基本多言語面に非搭載の文字を利用した場合に正しく表現できず文字化けすることがある。
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