行政区画としての山陽道
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/31 07:26 UTC 版)
令制国一覧 > 山陽道 律令に規定された行政区画は、当時「五畿七道」と称されたように、中央の五畿と地方である七道から成っていた。山陽道はその「五畿七道」の一つ、本州の瀬戸内海側を指しており、畿内の西に位置し、現在の兵庫県西部から山口県までに至る瀬戸内海沿岸を総称した。なおこれを統括する役所は原則的には存在しておらず、基本的には区画を示すものであった。 播磨国(現在の兵庫県南西部) 美作国(現在の岡山県東北部)- 和銅6年(713年)に備前国より分割された。 備前国(現在の岡山県東南部,香川県小豆郡と直島諸島,兵庫県赤穂市の一部) 備中国(現在の岡山県西部) 備後国(現在の広島県東部) 安芸国(現在の広島県西部) 周防国(現在の山口県東南部) 長門国(現在の山口県西部)
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