血腥大老二
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/20 13:23 UTC 版)
「階級闘争」とも呼ぶ。鋤大Dの日本における変種である「大富豪」の再変種である。第1回めは通常の方式でプレイを行う。かりに4人で遊ぶとした場合、初回の勝ち負けの結果によって、次の回の競技者の命運が決まる。 例: 初回で競技者Aが第1位、Bが第2位、Cが第3位、Dが第4位だったとする。 初回の勝負の結果によって、Aを国王、Bを諸侯(または騎士)、Cを平民、Dを奴隷とする。 二回目の時の規定には以下の2種類があるが、両者のちがいは、階級が上の者のカードの返し方の順序のみである。 国王の権利: カードを諸侯と1枚、平民と1枚、奴隷と1枚交換する権利がある。諸侯の権利: カードを平民と1枚、奴隷と1枚交換する権利がある。平民の権利: カードを奴隷と1枚交換する権利がある。言い換えると、各階級は自分より低い階級の人と1枚ずつカードを交換できる。 国王の権利: 任意のカードを下の階級の人に要求できる。カードのランクやスートは指定できる。ただし各階級から最大1枚しか要求できない。カードを受けとったあとに3枚の不要なカードを捨て与える。カードを選ぶ権利は奴隷→平民→諸侯の順にある。(国王はカードを受けとった階級に対して、それをやめて別のカードを受けとることはできない。)諸侯の権利: 任意のカードを下の階級の人に要求できる。カードのランクやスートは指定できる。ただし各階級から最大1枚しか要求できない。カードを受けとったあとに2枚の不要なカードを捨て与える。カードを選ぶ権利は奴隷→平民の順にある。平民の権利: 任意のカードを奴隷の人に要求できる。カードのランクやスートは指定できる。ただし最大1枚しか要求できない。カードを受けとったあとに1枚の不要なカードを奴隷に与える。 カードを交換した後、通常の規則にしたがってプレイを行い、ふたたびこの回の勝負の結果によって、次回の身分階級を定める。 国王が第1位の身分を維持できなかった場合には奴隷に落とされるとするルールもある。 注意:3♣や任意のスートの2を交換できないとするルールもある。
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