菅野村 (鳥取県)とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 菅野村 (鳥取県)の意味・解説 

菅野村 (鳥取県)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/23 06:47 UTC 版)

すがのそん
菅野村
廃止日 1909年4月1日
廃止理由 新設合併
若桜村赤松村菅野村 → 若桜町(初代)
現在の自治体 若桜町
廃止時点のデータ
日本
地方 中国地方山陰地方
都道府県 鳥取県
八頭郡
市町村コード なし(導入前に廃止)
総人口 1,736
鳥取県統計書、1908年)
隣接自治体 若桜村、赤松村、池田村
兵庫県美方郡熊次村小代村養父郡西谷村宍粟郡奥谷村
菅野村役場
所在地 鳥取県八頭郡赤松村大字浅井村284番地
座標 北緯35度19分59秒 東経134度24分27秒 / 北緯35.33307度 東経134.40748度 / 35.33307; 134.40748座標: 北緯35度19分59秒 東経134度24分27秒 / 北緯35.33307度 東経134.40748度 / 35.33307; 134.40748
特記事項 座標は現在の大炊公民館位置
ウィキプロジェクト
テンプレートを表示

菅野村(すがのそん)は、鳥取県八頭郡にあった自治体である。1896年(明治29年)3月31日までは八東郡に属した。

概要

現在の若桜町大字大炊(おおい)・岸野・糸白見・根安・香田・長砂・湯原・渕見・茗荷谷(みょうがだに)・舂米(つくよね)に相当する。氷ノ山西麓、および千代川水系八東川とその支流の舂米川・糸白見川流域の山間部に位置した。

村名は氷ノ山の別名、須賀ノ山に由来するとされる[1]

藩政時代には鳥取藩領の八東郡若桜郷(わかさのごう)に属する大炊村・岸野村・糸白見村・根安村・不香田村・長砂村・湯原村・淵見村・茗荷谷村・舂米村があった[2][3]

沿革

行政

戸長

  • 大炊村外16ヶ村連合戸長役場:岡田仲次郎[9]
    管轄区域:大炊村・岸野村・糸白見村・根安村・不香田村・長砂村・湯原村・淵見村・茗荷谷村・舂米村(後の菅野村)、須澄村・岩屋堂村・吉川村・中原村・大野村・小舟村・落折村(後の池田村)[2][10]

村長

  • 武田喜代蔵:1898年(明治31年)-1909年(明治42年)[11]

交通

  • 若桜街道:現在は旧街道沿いに国道29号が整備

備考

  • 若桜町発足後、大字不香田は読みが「不幸だ」を連想させるとの理由で地元住民が変更を求めた結果、2003年(平成15年)10月1日に香田と変更された[12]

脚注

  1. ^ 角川日本地名大辞典 鳥取県「菅野村(近代)」
  2. ^ a b 初稿八頭郡誌(八頭郡郷土文化研究会郡誌編集専門委員、1982年)
  3. ^ 角川日本地名大辞典 鳥取県「若桜郷(近世)」
  4. ^ 鳥取県改正市町村名及役場区域 明治22年10月改正(横山敬次郎、1889年)
  5. ^ 鳥取県町村合併誌(鳥取県、1964年)
  6. ^ 「鳥取県告示第100号・菅野村役場位置変更」1907年6月4日鳥取県立公文書館
  7. ^ 「村役場位置変更」『官報』1907年6月18日国立国会図書館デジタルコレクション
  8. ^ 「町村廃置並村役場位置」『官報』1909年03月16日(国立国会図書館デジタルコレクション)
  9. ^ 鳥取県職員録 明治22年9月調(鳥取県、1889年)
  10. ^ 府県管轄区域郡区町村名集覧(樋口文治郎、1888年)
  11. ^ 因幡人事興信録「武田喜代蔵」(荒木義雄、1923年)
  12. ^ 「ふこうだ」やめます/鳥取・若桜町、住民要望で字名を変更四国新聞、2003年6月20日)

関連項目




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  
  •  菅野村 (鳥取県)のページへのリンク

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「菅野村 (鳥取県)」の関連用語

菅野村 (鳥取県)のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



菅野村 (鳥取県)のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの菅野村 (鳥取県) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS