茶屋を浮世絵に見る
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 03:53 UTC 版)
名所絵(浮世絵による風景画)の中には茶屋を描いたものがいくつか見える。最低限の物しか置いていない簡素な出茶屋もあれば、いかにも繁盛している様子の大きな茶屋もある。 歌川広重 『東海道五十三次』 1. 「袋井」(通称「袋井 出茶屋」) :「袋井宿」。出茶屋が描かれている。 2. 「大津」(通称「大津 走井茶屋」) :「大津宿」。名物「走井餅(はしりいもち)」を売る茶屋が描かれている。 渓斎英泉および歌川広重 『木曽街道六十九次』(実質、中山道六十九次) 3. 「木曽街道 板橋之駅」 : 「板橋宿」。渓斎英泉 画。出茶屋を描く。 4. 「木曽街道 上尾宿 加茂之社」 :「上尾宿」。渓斎英泉 画。神社近くの立場茶屋。 5. 「木曽海道 高崎」 :「高崎宿」。歌川広重 画。 6. 「岐阻街道 奈良井宿 名産店之図」 :「奈良井宿」。渓斎英泉 画。初めは峠道の険しさから切実に求められた立場茶屋であったろうものが、店としてずいぶん賑わって見える。
※この「茶屋を浮世絵に見る」の解説は、「茶屋」の解説の一部です。
「茶屋を浮世絵に見る」を含む「茶屋」の記事については、「茶屋」の概要を参照ください。
- 茶屋を浮世絵に見るのページへのリンク