英語圏における現代的用法
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/01 19:27 UTC 版)
「論点先取」の記事における「英語圏における現代的用法」の解説
現代英語では「to beg the question」が間違って「問題を提起する」とか「本当に答えるべき質問」という意味で使われることがある。例えば、次のような使い方である。「今年の財政赤字は5000億ドルである。ここで疑問が生じる(This begs the question)。我々はどうやって予算をつり合わせようとしているのか?」 この混乱の元は、「beg」と「beget」が似ているためと考えられる。「beget」には「生じさせる」という意味がある。「beget」を「to beget the question」という形で使った例として1748年のデイヴィッド・ヒュームの著書「An Enquiry Concerning Human Understanding」がある。 This begets a very natural question; What is meant by a sceptic? — Section XII このような話は、規範文法的な言語学的論争の例である。
※この「英語圏における現代的用法」の解説は、「論点先取」の解説の一部です。
「英語圏における現代的用法」を含む「論点先取」の記事については、「論点先取」の概要を参照ください。
- 英語圏における現代的用法のページへのリンク