苦楽座時代
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1942年、苦楽座結成。文学座の『富島松五郎伝』(国民新劇場、5月6日から5月21日まで、原作:岩下俊作、脚色:森本薫、演出:里見弴)に丸山定夫が無法松役で客演。文学座研究生だった丹阿弥谷津子も出演。 1942年12月3日、園井恵子も参加して「玄関風呂」(尾崎一雄作)、「見知らぬ人」(真船豊作)などの演目で旗揚げ公演。原泉や望月優子もこの公演に客演していた。地方への慰問巡演活動をはじめる。 1943年、園井恵子が映画『無法松の一生』に出演。10月28日公開。 1944年、苦楽座として、『無法松の一生』を園井恵子とともに各地で巡演。無法松を丸山定夫、吉岡良子を園井恵子、吉岡小太郎を高山象三が演じた。12月24日、苦楽座解散。
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