芸道における残心とは? わかりやすく解説

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芸道における残心

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/07 00:23 UTC 版)

残心」の記事における「芸道における残心」の解説

茶道における残心とは、千利休道歌表れている。 何にても 置き付けかへる 手離れ恋しき人に わかるると知れ茶道具から手を離す時は、恋しい人と別れる時のような余韻持たせよ) また井伊直弼茶湯一会集において、客が退出した途端に大声話し始めたり、扉をばたばた閉めたり、急いで中に戻ってさっさと片付け始めたりすべきではないと諭している。主客帰っていく客が見えなくなるまで、その客が見えない場合でも、ずっと見送る。その後主客一人静かに茶室戻ってをたて、今日と同じ出会い二度と起こらない一期一会)ことを噛みしめる。この作法主客名残惜しさ表現余情残心であると述べている。 日本舞踊における残心とは、主に踊り区切り終わり用いられ表現として仕舞いができていない」ともいわれる弓道同じよう最後まで気を抜かず、手先足先まで神経行き渡らせ区切りの「お仕舞い」まで踊ることを指す。

※この「芸道における残心」の解説は、「残心」の解説の一部です。
「芸道における残心」を含む「残心」の記事については、「残心」の概要を参照ください。

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