花の曲 (シューマン)
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花の曲(はなのきょく、Blumenstucke)作品19は、ロベルト・シューマンが作曲したピアノ曲。1839年に作曲、出版された。題名はジャン・パウルの小説『ジーベンケース』("Blumen-, Frucht und Dornenstücke") から取られたと考えられている[1]。文学と音楽の融合に力を入れた作者ならではの情緒的・感傷的な[2]作品で、妻クララは『アラベスク』とともにアンコールピースとして繰り返し演奏したとされる[3]。
- ^ a b Draheim, Joachim (2012). Schumann: Complete Piano Works, Vol. 4 (CD booklet) (PDF). Florian Uhlig. Hänssler. pp. 14–17. HA8650。
- ^ a b c d e 芹沢尚子「花の曲 変ニ長調 op.19」 『作曲家別名曲解説ライブラリー23 シューマン』音楽之友社、1995年、185-187頁。
- ^ 藤田晴子「花の曲 変ニ長調」 『名曲ガイド・シリーズ10 器楽曲 上』音楽之友社、1984年、166頁。
- ^ a b Donat, Misha (2017). Schumann: Davidsbündlertänze, Humoreske & Blumenstück (CD booklet) (PDF). Luca Buratto. Hyperion. p. 8.
- ^ a b Herttrich, Ernst (2004). “Preface”. Schumann: Blumenstück Des-dur. G. Henle Verlag. pp. III
- ^ a b 西原稔 『シューマン: 全ピアノ作品の研究 下』音楽之友社、2013年、115-122頁。
- ^ 藤本一子 『作曲家・人と作品 シューマン』音楽之友社、2008年、60頁。
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