舎利姫
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/05 04:57 UTC 版)
なつめ 声 - 杉山佳寿子 江戸時代初期に湧太が出会った少女で、見世物小屋で傷を負ってもたちまち治る芸をしていた。実は白骨の状態から法師に左法(邪法)である人魚の肝を使った反魂の秘術を施されて甦った少女であり、常に生き物から生肝を摂取しないと生きられない身体であった。生前の記憶がなく、おとうを本当に実の父親なのか疑っていた。 おとう 声 - 北村弘一 / 若い頃:菅原淳一 なつめの父親で、人間。法師の使った反魂の術を見覚え、それを利用し様々な死者を蘇らせ商いを行っていた。しかし彼の反魂の術は不完全なものであり、復活させられた者は皆、突然骨に還る。どんな姿になっても、生きているのが一番良い事だという考えを持っている。 法師(ほうし) 声 - 加藤精三 なつめの命を狙う僧だが、実は彼女を甦らせた張本人。初めはなつめの骨を抱くおとうの姿を見兼ねて彼女を生き返らせるも、生き物の生肝を捕食するなつめを危惧し元の白骨に戻そうとした。
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