自然界に由来するもの
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/05 03:47 UTC 版)
「大気エアロゾル粒子」の記事における「自然界に由来するもの」の解説
粒子のほとんどは海洋と陸地から供給される。海面からは、波浪や泡によって海水滴が空中に分散、乾燥し微細な塩類の粒子、すなわち海塩粒子となる。内陸性の粒子は火山灰、地表砂塵、あるいは花粉などが蒸発や風によって大気中に分散したもので、Na, K, C, Mg, SO42-, NH4-などの成分を含む。また、そのほかに宇宙塵として供給されるものも無視できない。 以上は一次粒子について述べたものであるが、このほかに二次粒子がある。多くは硫黄成分を含む粒子であって、その量は全粒子状物質の50%近くを占めるものと見られている。
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