自治権要求運動の再燃
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/30 02:58 UTC 版)
「ザンスカール戦争」の記事における「自治権要求運動の再燃」の解説
宇宙世紀0123-0128年のコスモ・バビロニア建国戦争(クロスボーン・バンガードの決起)は、宇宙移民にいくつかの認識をもたらした。ひとつは、スペースコロニーは地球の資源、支援なくそれだけで生存できるという誤解である。そしてもうひとつは、大きな軍事力を有さずとも、連邦政府からの独立が可能であるという誤謬である。そのため、ロナ家の行動には、実際にはおよそ80年におよぶ準備期間があった(「初代」であるシャルンホルスト・ロナは、10代の頃からジャンク屋で身を立てていた)ことなど顧みず、その現象面だけに追従しようとする風潮が生まれた。 さらに、宇宙移民者は常に連邦政府や他のサイドの人民に搾取され続けていると感じていた。 連邦政府のクロスボーン・バンガードへの対応は、各コロニーに連邦軍による軍事的庇護への不安を増大させた。そしてこれ以後も連邦政府は無為無策を続け、自治権要求運動の再燃を招いたのであった。
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