自治権の一時停止
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/29 00:22 UTC 版)
「カタルーニャ州政府」の記事における「自治権の一時停止」の解説
2017年10月にカタルーニャ共和国が一方的独立宣言を行ったことを受けて、同年10月28日よりスペイン中央政府はカタルーニャ自治州の自治権を停止し、中央政府副首相を州首相職務代行者に据えるなど直轄統治を開始した。これによりカタルーニャ州政府はカタルーニャ州における統治能力を剥奪された。12月21日には中央政府主導のもと州議会選挙が行われ、独立派が過半数の議席を獲得した。その後、2018年1月30日には州政府首相の信任投票が憲法裁判所により差し止められ、延期された。同年5月14日にキム・トーラ州議会議員が州首相に選出され、空白状態は解消された。
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