臨床症状・所見
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/05 14:26 UTC 版)
「股関節インピンジメント」の記事における「臨床症状・所見」の解説
股関節インピンジメントの臨床症状としては、股関節の引っかかり感、動作時の鼠径部痛や大腿部痛、階段昇降時の疼痛の増強などがある。他覚的な所見としては、股関節を90°屈曲し、最大内転した後に内旋を強制し疼痛が増強するの確認する前方インピンジメントテストがある。画像評価としては、カム型でα角(CT画像で骨頭径に合わせた円を重ね、骨性隆起がその円から突出した点と円の中心を結ぶ線と頸部軸が成す角)の拡大、herniation pitの形成があり、ピンサー型ではCE角の拡大やCross over signが見られることがある。また、MRIでは股関節唇損傷の評価に有用である。
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