脱出したタイワンリス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/27 06:27 UTC 版)
江の島の照葉樹林では梢を渡るタイワンリスの姿を見かける。江の島植物園の経営が江ノ島鎌倉観光に委託された1951年、同園内に小動物園が開設され、伊豆大島から連れてきた54匹のタイワンリスを飼育した。これが台風で飼育小屋が壊れて逃げ出し、島内に拡がったものである。一部は江の島弁天橋を渡って片瀬山や鎌倉市内にまで入り込んで繁殖するようになったといわれているが、これには異論もある。 島内でも観光客寄せのために餌付けをする例も見られるが、小鳥の巣にいる雛や卵を食べたり、電線や電話線をかじるといった被害も出ている。タイワンリスは2005年に外来生物法による特定外来生物に指定された。
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