肥後俄
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/08 14:19 UTC 版)
古くは日清戦争以降盛んに行なわれてきた。利幸商組や運船利平の運船組、マチャン組、二本木組などが組織された。 戦後は蓑田又雄がばってん組(のちにばってん劇団)を興し、1948年(昭和23年)に地元の熊本日日新聞社専属の「熊日にわか」として本格的に活動を始め、ラジオ放送で人気を呼んだ。1963年(昭和38年)には大宮敏充のデン助劇団と合同公演、翌年の1964年(昭和39年)には地元でばってん劇団とデン助劇団が合同公演を行った。団員の中からばってん荒川、ばってん太郎、ばってん千代呂松、ばってんちび子らが気を吐いた。また、ばってん荒川は、テレビやラジオでタレントとしても活躍した。また荒川の「ばってん劇団」出身のばってん城次は荒川の遺志を受け継ぎ2015年(平成27年)現在、精力的に俄の公演、タレント活動を行なっている。このほか、キンキラ劇団、森都劇団などが活動している。
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