羽越本線優等列車の創始
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「いなほ (列車)」の記事における「羽越本線優等列車の創始」の解説
1962年(昭和37年)3月10日:新潟駅 - 秋田駅間を運行する準急列車として、キハ58系気動車を使用した「羽越」(うえつ)が運行を開始する。この列車が設定される前は、羽越本線を通過する優等列車としては、大阪駅 - 青森駅間を運行する特別急行列車「白鳥」、急行列車「日本海」と、上野駅発着の夜行急行列車「羽黒」があったが、羽越本線のみを運行する列車としては初めての設定であった。 1963年(昭和38年)4月20日:金沢駅 - 秋田駅間を運行する急行列車「しらゆき」が運行開始。 1965年(昭和40年)10月1日:「羽越」の運行区間を上野駅まで延長する形で、昼行急行列車として「鳥海」(ちょうかい)が新設される。車両の増備が間に合わなかったため、11月までは新潟駅 - 秋田駅間で運転され、上野駅 - 秋田駅間の運転は同年の12月1日からとなった。 1968年(昭和43年)10月1日:「ヨンサントオ」と称されるダイヤ改正に伴い、以下のように変更。新潟駅 - 秋田駅間を運行する急行列車として「羽越」が再び設定される。ただし、運行時間は新潟駅朝発・夕方着と当時のダイヤ上では空白となっていた時間帯に運行された。 従来「羽黒」と称された羽越本線経由上野駅 - 秋田駅間運行の夜行列車の名称を「鳥海」に統合。従前昼行列車で運行していた「鳥海」は上り下りとも「鳥海1号」と称される。
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