いなほ (列車)とは? わかりやすく解説

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いなほ (列車)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/13 21:50 UTC 版)

いなほは、東日本旅客鉄道(JR東日本)が新潟駅 - 酒田駅秋田駅間を白新線羽越本線経由で運行している特急列車。「いなほ」の列車名は、日本有数の米どころである庄内平野を走る列車にふさわしく、庄内平野の一面に広がる「稲穂」にちなんだものである。「いなほ」が発着する新潟駅5番線ホームには、乗車口に稲穂のイラストが添えられているほか、ヘッドマークにも稲穂が描かれている。


注釈

  1. ^ a b 3号・10号を除く
  2. ^ 3号・10号
  3. ^ 当時の「つばさ」は東北本線奥羽本線経由の在来線特急で、しかも1975年11月24日までは奥羽本線が非電化だったことから気動車で運転されていた。
  4. ^ 秋田運転区配置車は、秋田発着の1往復のみ運用。
  5. ^ 実走行距離(東海道本線旧新垂井駅経由)で算出。営業キロは垂井駅経由の441.2 km。
  6. ^ ただし、この「しなの」も2016年(平成28年)3月26日のダイヤ改正で全列車が名古屋駅 - 長野駅間の運行のみとなったため、現在の最長昼行列車は「にちりんシーガイア」(営業キロ:411.5 km)である。

出典

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  49. ^ いなほ延長運転”. 20220317閲覧。


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