縦置きエンジン
自動車の前後中心線に対して、並行にクランク中心線をもつようにエンジンを搭載する方式。または、車両中心線と並行に搭載するように設計されたエンジン。縦置きエンジンの搭載位置はおおむねフロントで、後輪もしくは4輸を駆動する場合が多い。かつてのルノー5やアウディ(現行モデルも)のように前輪を駆動する例や、リヤやミッドに搭載して後輸を駆動する例もある。横置きエンジンに比べて、レイアウト上の制約が少ないことから、シリンダー配置(直列、V型、水平対向)や気筒数の自由度が大きい。ただし、近年は衝突安全性を高める必要から、クラッシャブルゾーンの確保に不利な全長の長いエンジンは敬遠される傾向にある。
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