縁城寺縁起
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/02 00:44 UTC 版)
「紙本墨書縁城寺縁起」の名称で京丹後市指定文化財に指定される。室町時代後期の真名本と、真名本をそのまま仮名書きした仮名本の両巻が残り、いずれにも奥書はないものの同一筆者の手によるものと思われる。縁城寺の本尊にまつわる観音信仰を伝えた縁起である。1440年(永享12年)の「康政畠寄進状写」に『縁城寺縁起』に伝えられる内容がほぼ含まれていること、1426年(応永33年)に建立された鎮守3社についての記述があることから、1426年(応永33年)から1440年(永享12年)の間に成立したものと考えられている。
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