緊迫した7月
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/17 08:55 UTC 版)
7月に入ると、より差し迫った状況となり、警戒警報が101回、空襲警報が24回発令された。7月2日には警察が三重県内の各神社に対して、延焼や冒涜のおそれのない場所へのご神体の常時保管または空襲警報時の移送を通達した。伊勢神宮ではそれ以前からご神体の疎開が計画されており、外宮では高倉山古墳付近、内宮では正宮の奥に疎開場所が設けられたとされるが、詳細な場所は神宮のごく限られた人のみ知る機密事項であり、神域内であるため戦後も調査できておらず、未解明である。また実際にご神体が疎開されたかどうかも不明である。 7月24日には爆弾投下により外宮外苑で火災が発生している。
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