継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/19 21:31 UTC 版)
「継続企業の前提」の記事における「継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況」の解説
継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況は、例えば、以下のような項目が考えられる。 <財務指標関係> 売上高の著しい減少 継続的な営業損失の発生又は営業キャッシュ・フローのマイナス 重要な営業損失、経常損失又は当期純損失の計上 重要なマイナスの営業キャッシュ・フローの計上 債務超過 <財務活動関係> 営業債務の返済の困難性 借入金の返済条項の不履行又は履行の困難性 社債等の償還の困難性 新たな資金調達の困難性 債務免除の要請 売却を予定している重要な資産の処分の困難性 配当優先株式に対する配当の遅延又は中止 <営業活動関係> 主要な仕入先からの与信又は取引継続の拒絶 重要な市場又は得意先の喪失 事業活動に不可欠な重要な権利の失効 事業活動に不可欠な人材の流出 事業活動に不可欠な重要な資産の毀損、喪失又は処分 法令に基づく重要な事業の制約 <その他> 巨額な損害賠償金の負担の可能性 ブランド・イメージの著しい悪化
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