統一された現場作業計画
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/12 03:03 UTC 版)
「インシデント・コマンド・システム」の記事における「統一された現場作業計画」の解説
現場作業計画 (Incident Action Plan, IAP) は、口頭で伝えるにしろ、書面にするにしろ、必ず作成しなければならない。様式が統一されていないと混乱を招くので、ICS では統一された。 IAP には、主として次の書類がある。(ICS Forms) 目標シート (Statement of Objectives): 達成すべき目標を記載したもの。目標は、測定可能なものでなければならない。(様式: ICS Form 202) 組織図 (Organization) : 組織構成を、どのようにするかを記載したもの。(様式: ICS Form 203) 戦術および勢力配備 (Tactics and Assignments) : 目標達成のための戦術と、どのような人員や資機材を割り当てるかを記載したもの。(様式: ICS Form 204) 参考文書 (Supporting Material) : 通信計画 (ICS Form 205)、医療計画 (ICS Form 206)、地図、輸送計画、気象情報、特殊警報、安全警報など。なお、通信計画と医療計画以外は、標準化された様式はなく、適宜作成される。
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