給電設備
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/02 22:18 UTC 版)
「スタジオ (写真撮影)」の記事における「給電設備」の解説
スタジオには照明機材などに使う電力を供給するための給電設備が備えられている。ハウススタジオなどの場合、通常の住宅同様の給電設備としている事が多い。その為、使用に際しては事前に電源容量の確認が必要である。近年では使う機会が減ったが、タングステンライトを備えているスタジオでは変圧器を設備していることが一般的である。変圧器を使用することにより色温度を調整したり、撮影の合間には電圧を下げてライトの電球を保護したりする。在庫がエレクトロニックフラッシュのみのスタジオであっても、個々のスタジオへは単相3線式配電で200Vの電圧を供給することができるようになっていることがある。200Vで給電することによりエレクトロニックフラッシュのチャージタイム(再発光までの間隔)を短くすることができる。近年ではメタルハライドランプなどの大容量の電力が必要な照明機材も存在しており、外部から照明機材を持ち込む際などはスタジオの電気容量に注意する必要がある。
※この「給電設備」の解説は、「スタジオ (写真撮影)」の解説の一部です。
「給電設備」を含む「スタジオ (写真撮影)」の記事については、「スタジオ (写真撮影)」の概要を参照ください。
- 給電設備のページへのリンク