結核の治療
【治療】 治療は抗結核薬を3種類以上組み合わせて使用する。イソニアジド:300mg/日を1日に1回+エタンブトール+リファンピシン+ピラジナミド20~30mg/Kg分4。免疫能が回復すれば、治療期間は通常の患者と同じ半年から1年が普通である。日本では結核予防法で管理しており治療費の公費負担もある。
【詳しく】 リファンピシンは薬物代謝酵素チトクロームp450を誘導する。これにより抗HIV薬の血中濃度が低下して、十分効果をあげないばかりか、耐性HIVの発生を促す恐れがある。治療の選択やタイミングなどについて専門家と相談すべきである。治療経過中のPCR検査は、治療薬で死滅した菌のDNAも検出するので、治療の成功失敗を判断することはできない。クォンティフェロンTB-2Gの値は、治療成功で低下すると言う。
《参照》 イソニアジド、 リファンピシン、 ピラジナミド、 エタンブトール、 チトクロームP450、 クォンティフェロンTB2G
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