経済的基準説
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/06 06:26 UTC 版)
経済的基準説 とは、企業会計における企業利益に対して、法人税法によって加算減算による調整がなされて、その結果として法人の課税所得が求められるとする考え(法人税法22条参照)。法人税法は、確定決算の原則を基本にして、株主総会で確定した数値を前提とし、法人税法上の調整として別表四で加算・減算をするものであると位置付ける。この説によると、所得概念は企業利益であり、法人税法は企業会計の修正規定である。
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