経済学上の費用とは? わかりやすく解説

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経済学上の費用

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/13 23:02 UTC 版)

機会費用」の記事における「経済学上の費用」の解説

例えば、大学進学機会費用とは、進学せずに就学期間中働いていたら得られたと考えられる利益である。大学進学場合会計あらわれ費用は、大学進学のための学費などで、就学期間中働いていたら得られたと考えられる利益会計学上は費用には入らない。しかし、経済学上の費用とは、会計学上の費用機会費用足したものとなる。通常経済学において合理的な行動とは会計学上の費用ではなく、経済学上の費用にもとづいたもの考えられている。 時間対す機会費用ゼロでない限りなにかしら費用発生する時間機会費用が高い人は、割引のために列に並んだはしない時間当たりの機会費用小さい人は、通常価格では買わないことが多い。 ベンジャミン・フランクリンは、「時間貨幣」すなわち「時は金なり」という格言で、経済学のいう機会費用考え方表現している。 たとえば、100万儲かったとき、別のやり方なら150万円儲かったというとき、50万円機会費用だ。

※この「経済学上の費用」の解説は、「機会費用」の解説の一部です。
「経済学上の費用」を含む「機会費用」の記事については、「機会費用」の概要を参照ください。

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