紡績運転工
概要解説 繊維製品は、繊維をベースに糸や布をつくり、それに色や柄をつけ、最後にデザインどおりの縫製加工を行ってつくります。紡績工程とは、短繊維を加工して長さの連続した糸をつくる工程のことで、この紡績工程で働いている作業員のことを総称して紡績工と呼んでいます。紡績工程には、大別すると主に機械設備の保全・整備を担当する男子中心の紡績保全工と、女子が大半を占め、機械を操作・運転して生産に携わる紡績運転工の二つの職種があります。 必要な能力・資格など 紡績の仕事に従事するのに、特に条件や制限はありません。健康で勤勉な人であれば、誰でも就業できます。ただし、作業は連続した流れ作業であり、瞬時の判断力を必要とする場合があるので、機敏で手先の器用な人ほど早く仕事に慣れることができるでしょう。紡績工場への入職経路は、中学や高校の新規学卒者の場合、学校や公共職業安定所の紹介がほとんどです。 関連する職業
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