紅い牙・IV 『タロン・闇に舞うタカ』
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「紅い牙」の記事における「紅い牙・IV 『タロン・闇に舞うタカ』」の解説
(初出 別冊マーガレット 1978年3月号) タロンのエスパー部門のボス・サグが登場。バードがサイボーグとなって再登場。サイボーグとエスパーの結ばれぬ恋を描く。遠隔操作で他人に憑依して攻撃するエスパー・ミンガに苦戦する。 タロンの手から逃れ、伊豆の孤児院「聖バランタイン・ホーム」に身を寄せていたランとワタル。そこに、死んだはずのバードが現れる。狂喜するラン。しかし、バードは一切の記憶を失っていたのだ。そしてそこにもタロンの手が伸びる。バードはタロンの手によってサイボーグに改造され、エスパーであるミンガに操られ、手引きしていたのだ。孤児院の子供たちとランを誘拐したタロンは、子供たちの命と引き換えにランに服従を要求する。やむを得ず要求を呑むラン。タロンはランの血液を仲間に輸血する人体実験を行う。しかし、ランの中に潜む「紅い牙」にその男は操られ、ランの逃亡を手助けすることになる。脱出を図るラン。だがそこは海上の秘密基地であった。ランの魂の呼びかけにより自我を取り戻したバードは、我が身を引き換えにランたちを逃がし、基地を爆破する。そしてまたランたちは、あてどなくさまようことになる……。
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