紀の川市指定無形民俗文化財
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/15 19:42 UTC 版)
「大國主神社 (紀の川市)」の記事における「紀の川市指定無形民俗文化財」の解説
権大明神垂迹神像 大飯盛物祭礼図 大飯盛物祭 - 約10年に1度行われる全国的にも類例のない奇祭である。鎌倉時代より行われている大飯盛物祭は、貴志の大飯祭(おいまつり)ともいわれ、全国的にも珍しい神事である。高さ5メートル、直径3メートル程度の熱気球の様なものを竹軸で作り、表面をこもで覆い、竹串に刺した直径7センチメートル程の餅をぐるりと取り付けた盛物(山車)を神社に奉納する祭りである。当社の東には貴志川が流れているが、当社の正面は国主淵と呼ばれ、龍神が住んでいる場所だとされる。大飯盛物祭はそもそもはこの龍神に娘を生け贄に出す代わりとして大飯を奉納するという祭であった。
※この「紀の川市指定無形民俗文化財」の解説は、「大國主神社 (紀の川市)」の解説の一部です。
「紀の川市指定無形民俗文化財」を含む「大國主神社 (紀の川市)」の記事については、「大國主神社 (紀の川市)」の概要を参照ください。
- 紀の川市指定無形民俗文化財のページへのリンク