糠エキス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/17 09:42 UTC 版)
入沢は1917年(大正6年)以降脚気に係る3論文を発表した。入沢は田澤鐐二と共に糠エキスが脚気の治療に有効で予防力もあることを確認、また脚気病に対し治療予防効果が高い糠原液抽出方法を従来日本で行われていたアルコールから水性エキスに変えることで高い溶解を得、脚気に対する効果があることの確認も行った。この臨床結果は1924年(大正13年)「健康人に於けるヴィタミンB欠乏症実験」・「脚気の療法と結核の療法」により発表された。
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