精製される留分
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/03 01:04 UTC 版)
常圧蒸留装置から得られる留分を沸点の低い順に述べる。 オフガス 主にメタン、エタンからなり、工場内の燃料として使用されることが多い LPG プロパン、ブタンからなり、燃料や石油化学原料として使用される ナフサ 沸点範囲が35 - 180℃程度の炭化水素からなり、ガソリン原料や石油化学原料として使用される 灯油 沸点範囲が170 - 250℃程度の炭化水素からなり、水素化脱硫を経て燃料(灯油およびジェット燃料)として使用される 軽油 沸点範囲が240 - 350℃程度の炭化水素からなり、水素化脱硫を経て燃料として使用される 重油(常圧残油) 沸点が350℃以上の炭化水素からなり、減圧蒸留装置で減圧軽油と減圧残油に蒸留分離してから製品とすることが多い
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