精華拡幅
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/19 10:20 UTC 版)
精華拡幅(せいかかくふく)は、国道163号のうち京都府相楽郡精華町(奈良県境)と同府木津川市の区間(延長4.6 km)で行われている道路拡幅事業である。このうち、精華町内の区間については学研都市連絡道路の一部と位置づけられているほか、優先的に整備する区間とされる。1990年に事業化、総事業費は約224億円。 当初は現道の拡幅事業として計画され、全線が平面交差となっていた。その後、地域高規格道路に指定されたことにより連続立体交差で計画されたが、規格の構造用件緩和とともに事業の見直しが行われ、単独立体交差として検討されている。当事業により、休日の特定時間帯を中心に発生することおよび、全国平均に比べて割合が高い大型車通行による渋滞緩和に寄与するとされているほか、約2割の区間にわたり整備されていない歩道の整備による安全確保が期待されている。 精華町内の乾谷大崩 - 乾谷金堀間(延長0.7 km)が2023年春に開通予定。 京奈和自動車道の山田川ICと交差する。
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