精神 (映画)
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監督 | 想田和弘 |
製作 | 想田和弘 |
撮影 | 想田和弘 |
編集 | 想田和弘 |
配給 | アステア |
公開 | ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
上映時間 | 135分 |
製作国 | ![]() |
言語 | 日本語 |

『精神』(せいしん)は、日本のドキュメンタリー映画。映画監督の想田和弘による、2007年度作品『選挙』に続く観察映画第2弾。第13回釜山国際映画祭の最優秀ドキュメンタリー賞(PIFF Mecenat Award)を受賞。また、第5回ドバイ国際映画祭でも、最優秀ドキュメンタリー賞を受賞した。更に、マイアミ国際映画祭で審査員特別賞、香港国際映画祭で優秀ドキュメンタリー賞、ニヨン国際ドキュメンタリー映画祭で宗教を超えた審査員賞を受賞。2009年6月、アステア配給で日本全国順次劇場公開。
概要
精神科クリニック「こらーる岡山」を舞台に、心の病を患う当事者、医者、スタッフ、作業所、ホームヘルパー、ボランティアなどが複雑に織りなす世界を観察したドキュメンタリーである。 世界保健機関 (WHO)によると、世界で1億5400万人が鬱病に、2500万人が統合失調症に苦しんでおり、毎年80万人以上が自ら命を絶っている。 そのような現実の中で日本社会がタブーとして来た題材を正面から見つめ、当事者たちの日常生活、思想、不安、悩み、苦しみや喜びを描く。
スタッフ
- 監督・撮影・編集:想田和弘
- 製作:想田和弘、Laboratory X, Inc.
- 製作補佐:柏木規与子
受賞
釜山国際映画祭 - 最優秀ドキュメンタリー賞 (PIFF Mecenat Award)
ドバイ国際映画祭 - 最優秀ドキュメンタリー賞
マイアミ国際映画祭 - 審査員特別賞
香港国際映画祭 - 優秀賞 (Outstanding Documentary Award)
ニヨン国際ドキュメンタリー映画祭 - 宗教を超えた審査員賞
関連書籍
- 『精神病とモザイク タブーの世界にカメラを向ける』(想田和弘著、中央法規出版、2009年)ISBN 978-4805830147
上映された映画祭
2008年
釜山国際映画祭
台湾国際ドキュメンタリー映画祭
ドバイ国際映画祭
2009年
など
外部リンク
「精神 (映画)」の例文・使い方・用例・文例
- 「言語は文化の反映だと思う」「いい点だね.さらに言えば,それは我々の精神の反映であるんだ」
- 彼らは患者を精神病院に収容した
- 彼女は読書をして精神修養をしようとしている
- よい本を読むと精神的に豊かになる
- 彼の精神的な問題は子どものころの経験が原因だ
- 精神力
- 憲法の精神
- 健全な精神
- 精神的に病んでいる人々
- 精神病院
- 彼女の不屈の精神が彼女を同僚たちとを区別している
- 「精神は物質にまさる」という古い格言を思い出しなさい
- 精神障害
- 精神的緊張
- 彼女の病気は肉体的なものではなく精神的なものだとわかった
- 彼は現在の精神状態では正しい決断はできない
- われわれの中に1人として十分に精神的成長を遂げた人はいないと感じた
- 偉大なる精神の持ち主は同じような考え方をするものだ
- 彼はあなたから精神的支持以上のものを期待している
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