精神刺激薬離脱症候群
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/25 04:36 UTC 版)
「離脱#精神刺激薬」も参照 慢性的に使用した後の、アンフェタミンやメタンフェタミン、コカイン、またニコチンやカフェインでは、アルコールからの離脱によって起きる振戦せん妄のような身体依存は形成されない。命にかかわるような症状は呈さないため、いきなり使用を中断することは可能である。 しかし、これら精神刺激薬からの離脱によって反跳作用(リバウンド)として、疲労感、抑うつ、過眠症、頭痛などが生じる。離脱症状の急性期は、数日から2週間程度であり、特に症状が強ければ自殺にも注意が必要である。その急性の離脱症状が去った後に、急性期よりもいくらか弱い離脱症状が続くこともある。 離脱症状の一部は、統合失調症の陰性症状に似ている。
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