米粉を使用した製品の開発
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/30 23:32 UTC 版)
「坂井製粉製麺」の記事における「米粉を使用した製品の開発」の解説
新潟県では、小麦粉消費量の10%以上を米粉に置き換えることで食料自給率の向上を図る「R10プロジェクト」を2008年に提唱し、様々な活動を展開している。しかし、このプロジェクトが提唱されるよりも前——1995年から坂井製粉製麺は米粉を使用した麺の製造に取り組んでおり、開発された製品の一つである米粉うどんは2009年に県内の給食用食材として採用される見込みとなっている。2008年に小麦粉の価格が世界規模で高騰したことを契機に、同社の製品に対する飲食店からの問い合わせが増加し、県外にも販路を拡大している。 現在、新潟大学や新潟県などで構成された産学官研究グループに参加し、アミロペクチン長鎖型の超硬質米による米粉を使用した食品の開発を行っている。 “米を主原料にしたパスタ製造法の開発”で、平成13年度新潟県技術賞受賞者に坂井秀博(専務取締役)が選ばれている。
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