篠田直哉
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/11/01 23:58 UTC 版)
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しのだ なおや
篠田直哉
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| 生誕 | 1996年5月12日(29歳) |
| 出身校 | 法政大学社会学部 |
| 職業 | ディレクター プロデューサー 演出家 YouTuber |
| 活動期間 | 2019年 - |
| 雇用者 | メ〜テレ |
| 著名な実績 | 『秋山歌謡祭』シリーズ |
| 影響を受けたもの | ロバート |
| メモ少年 | |
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| 人物 | |
| 国籍 | |
| YouTube | |
| チャンネル | メモ少年 |
| ジャンル | エンターテインメント |
| 登録者数 | 17.7万人 |
| 総再生回数 | 9977万回 |
| チャンネル登録者数・総再生回数は 2024年10月2日時点。 |
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篠田 直哉(しのだ なおや、1996年5月12日 - )は、日本のディレクター、演出家、YouTuber。名古屋テレビ放送(メ〜テレ)コンテンツビジネス局 副主事[1]。愛称は「メモ少年」。
概要
小学校在学中からロバートの大ファンであり、ライブには300回以上参加している[2]。コント中にメモを取っていたことから「メモ少年」と呼ばれる。ロバートへの愛が転じ、ロバートの番組を製作していた名古屋テレビ放送(メ〜テレ)に入社し、秋山竜次を起用した番組を含む様々な番組を制作している。
略歴
大阪府高槻市出身(実家は箕面市)。2007年の小学5年生の夏休み、TSUTAYAで借りた『ロバートLIVE!2006』のDVDのコント「トゥトゥトゥサークル」に熱狂した。夢中になるあまり、DVDを返却してはレンタルすることを繰り返した結果、母親はこのDVDを購入した[3]。また、夏休み明けの学校で「トゥトゥトゥサークル」を作った[4]。
ロバートのライブに行った際に、ライブの内容を忘れず家に持ち帰りたいが、ライブは録音・録画が禁止であることからネタの内容をメモしていた[5]。なお、2007年に鑑賞したライブで、メモを読み返して笑うため、すでにコントのメモをとっていた[4]。2010年8月9日のライブ「ロバート企画」で笑わずにメモをとっていることに秋山が気づき、「あのメモしてる少年はなんだ?」とコメントしたことで、「メモ少年」の愛称で呼ばれることとなった[4]。
篠田の父親もお笑い好きであり、篠田がロバートのライブに行けない際は代わりにメモを取っていた。父親もロバートに認知され、「メモ少年のお父さん」「メモパパ」と呼ばれていた[6]。
山本博がロバートの3人の中で唯一Twitter(現在のX)を利用しており、山本へのリプライのみOKという親の許可を得て、「メモ少年」のTwitterアカウントを作成し、受験や進路などについて報告していた[7]。
その後、吉本興業に入社しロバートの担当マネージャーになることを目指し、大阪府立池田高等学校へ進学[4][8]。高校でもロバートの「布教」を行った[4]。
2012年のライブでは、山本に舞台裏でメモをさせ、山本と入れ替わってコント「トゥトゥトゥサークル」を演じた。
高校卒業後は法政大学に進学し、学園祭の実行委員としてロバートをオファーし、1時間の単独ライブを成功させた[4][7]。ここで、テレビ局の就職を目指すようになった。大学の卒業論文もロバートの分析を行ったものである[9]。
2019年、ロバートが出演するレギュラー番組があった名古屋テレビ放送(メ〜テレ)に入社[4]。
2020年、配信番組『唐沢佐吉のメ~テレ大爆発TV!!』を制作。秋山が扮する伝説のTVプロデューサー・唐沢佐吉が主役の番組で、自身が初めてディレクターを担当した番組である。
2023年、メ〜テレ開局60周年記念番組『秋山歌謡祭』を制作した。本番組では秋山をアーティストのように扱っている[10]。
2024年、番組ゲストとして西川貴教を迎え、『秋山歌謡祭2024』を制作した。その縁から、西川主催のイベント『イナズマロックフェス2024』に秋山と篠田が出演した[7]。
2025年4月より、秋山が出演する月1回放送のレギュラー番組『秋山の楽しすぎる約30分』の放送が開始された[11]。
担当番組
現在
- 『秋山歌謡祭』シリーズ(メ〜テレ)
- メ〜テレ60周年 秋山歌謡祭(2023年3月17日)
- 秋山歌謡祭2024(2024年3月22日)
- 秋山歌謡祭2025(2025年3月21日)
- 秋山の楽しすぎる約30分(メ〜テレ、2025年4月26日 - )
過去
レギュラー番組
特番
- 唐沢佐吉のメ〜テレ大爆発TV‼(YouTube、2020年10月24日 - 25日)[12]
- ロバート秋山の虚構ドキュメンタリー 〜企業レスキュー・沖田義盛 密着取材〜(メ〜テレ、2021年11月6日)[13]
出演
- 激レアさんを連れてきた。(テレビ朝日、2022年8月22日)
著書
- 『ロバートの元ストーカーがテレビ局員になる。~メモ少年~』東京ニュース通信社、2022年6月25日。ISBN 978-4-06-528370-7。
脚注
出典
- ^ “篠田直哉|著者|婦人公論.jp”. 婦人公論.jp. 2025年10月31日閲覧。
- ^ “【秋山歌謡祭】ロバートの「ストーカー」とも呼ばれる熱狂的ファンが手掛けた番組が面白すぎて見逃し厳禁!”. FORZA STYLE | FORZA STYLE [講談社]. 2024年10月2日閲覧。
- ^ “お笑い芸人・ロバートを愛して17年! ファンから仕事相手になったテレビディレクター・篠田直哉さんに聞く“推し活”の流儀”. OKAMURA Lifestyle Store. 2024年11月17日閲覧。
- ^ a b c d e f g メモ少年 (2021-10-30), 【ロバート秋山】元ストーカーがテレビ局員に。職権濫用で番組に呼ばれる 2024年10月2日閲覧。
- ^ “YouTubeで話題の「【ロバート秋山】元ストーカーがテレビ局員に。」の全容が明らかに! メモ少年ことメ〜テレ・篠田ディレクターの“ロバート愛”15年の軌跡”. プレスリリース・ニュースリリース配信シェアNo.1|PR TIMES (2022年5月10日). 2024年11月17日閲覧。
- ^ “お笑い芸人・ロバートを愛して17年! ファンから仕事相手になったテレビディレクター・篠田直哉さんに聞く“推し活”の流儀”. OKAMURA Lifestyle Store. 2024年11月17日閲覧。
- ^ a b c “「メモ少年」を知っていますか?ー YouTube1,000万回再生を生み出す地方テレビ局員・篠田直哉Pの「自分のスキ!を仕事にするチカラ」 『秋山歌謡祭』で社長賞を受賞!(前編)|”. 婦人公論.jp. 2025年6月28日閲覧。
- ^ “Facebook”. www.facebook.com. 2024年10月2日閲覧。
- ^ “激アツなロバート愛が話題のメ〜テレディレクター篠田直哉著「ロバートの元ストーカーがテレビ局員になる。~メモ少年~」が発行 - YOUTH TIME JAPAN project web”. 2024年10月2日閲覧。
- ^ メモ少年 (2023-03-21), 【ロバート秋山 × メモ少年】ファンがテレビ局に入社して特番制作 / 本音で対談 / 恐怖のMD 2024年10月2日閲覧。
- ^ ロバート秋山、「非常に楽しみ」 メ~テレ月1回の新番組『秋山の楽しすぎる約30分』26日スタート 初回は須田亜香里と街ブラロケ - 中日スポーツ・2025年4月16日
- ^ “ロバート秋山扮する伝説のTVプロデューサーが大暴れ!『唐沢佐吉のメ〜テレ大爆発TV‼』“ほぼ一日限りの” 配信が決定!”. プレスリリース・ニュースリリース配信シェアNo.1|PR TIMES (2020年10月15日). 2025年10月31日閲覧。
- ^ “ロバート秋山がふるえた“ストーカー少年”?10年以上追っかけた大ファンがメ〜テレディレクターとなり初の“対談動画”が実現!YouTube投稿7日で170万回再生大バズリ中!”. プレスリリース・ニュースリリース配信シェアNo.1|PR TIMES (2021年11月5日). 2025年10月31日閲覧。
関連項目
外部リンク
- メモ少年 - YouTubeチャンネル
- メモ少年@秋山歌謡祭 (@denkinokishida) - X
- メモ少年 (@memo_boy6810) - Instagram
- メモ少年【ロバートの元ストーカー】 (@memoboy6810) - TikTok
- 篠田直哉のページへのリンク