範囲給とは? わかりやすく解説

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範囲給

・範囲給とは、等級ポジション報酬金額に幅がある(幅のことを報酬レンジという)報酬を指す。

・範囲給の設計には、重複型・接合型階差型の3つの方法がある。昇格によって求められる役割等級定義に定められている各ランクの定義)などのレベルがどの程度変わるかによって、重複型、接合型階差いずれかが決まる。

重複型は、昇格して求められる役割などに違いが無い場合用いられる。同じ等級居続けても、年功的に報酬アップさせられるという報酬の上限の柔軟性があり、制度運用上のメリットがあるが、反対に昇格インセンティブ示せないというデメリットがある。

開差型は、重複型とは対極考え方で、昇格能力実力厳密に判断され昇格によって、求められる役割などが大きく向上する場合用いられる役割などの違い報酬差ではっきり示すことで、昇格インセンティブ与えられるメリットがある。しかし、等級間で開差設けるため、各レンジに幅が持たせ難くなるというデメリットがある。

接合型は、階差型の場合ほど昇格によって求められる役割などが変わらない場合用いられる接合型は、報酬レンジ上下等級接している(当該等級報酬レンジの上限が、一つ上の等級下限同額報酬レンジ下限が、一つ下の等級の上限と同額。)設計を指す。接合型メリット、デメリットは、重複型・開差型のメリット、デメリット中間的な性質になる。

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