筒井自身による言及
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/10 04:06 UTC 版)
横尾忠則によるイラストは小説内に登場する(一部言及がない作品もあり)映画のポスターを模した形になっており、架空の映画のタイトルやスタッフ、製作会社、封切り日、劇場名、コピーなどが記されている。そのため、大型本を見た外国人から「これらの映画はどこへ行けば見られるのか」と筒井は聞かれたという。 テーマ曲である『活動写真』は山下洋輔に作曲を手伝ってもらった、と語っている。 2014年に書かれたエッセイの中で筒井は「本棚を見ると自分の作品の主人公たちと一緒にいるような気分になる」と語っており『時をかける少女』の芳山和子、『家族八景』『エディプスの恋人』『七瀬ふたたび』の火田七瀬、『パプリカ』の千葉敦子を3大ヒロインとしたうえで、『文学部唯野教授』の唯野仁、『旅のラゴス』のラゴスと共に『美藝公』の穂高小四郎も一緒にいるとつづっている。
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