第7の鑑定(浅田鑑定)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/22 05:18 UTC 版)
長崎医大教授の浅田による鑑定結果は、9月17日に提出された。その鑑定は矢野鑑定と同様、小笛が踏み台上で首を圧迫した際に(ロ)溝が生じ、その後全身の痙攣によって身体が踏み台からずり下がったところで(イ)溝が形成された、というものであった。手足の痣は痙攣の際にまな板、あるいは鴨居付近の障子にぶつかって生じたものとされ、(ロ)溝の皮下出血が激しい点も、三田鑑定と同じく急激に首が圧迫から解放されたためとした。また、尻を突き出して両腿を内転させ、肩をいからせるという一見不自然に見える遺体の姿勢も、他殺体の偽装では決して生じ得ず、自死の証明であるとした。
※この「第7の鑑定(浅田鑑定)」の解説は、「小笛事件」の解説の一部です。
「第7の鑑定(浅田鑑定)」を含む「小笛事件」の記事については、「小笛事件」の概要を参照ください。
- 第7の鑑定のページへのリンク