第5部(380-422小節):Allegro vivace
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「1812年 (序曲)」の記事における「第5部(380-422小節):Allegro vivace」の解説
全楽器強奏で始まり、388小節目のffffからはロシア帝国国歌がバスーン、ホルン、トロンボーン、チューバ、低音弦楽器で演奏され、鐘が響き大砲もとどろく。なお、ソ連時代にはロシア帝国国歌が演奏禁止とされ、それに伴いロシア帝国国歌の部分がミハイル・グリンカ作曲の歌劇「イワン・スサーニン」(皇帝に捧げし命)の終曲に書き換えられた版も存在する。これについては編曲者の名前を取って「シェバリーン版」とも言われる(なお、シェバリーン版はスヴェトラーノフ指揮のソヴィエト国立交響楽団のCDなどで聴くことができる)。
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