がんワクチン療法
別名:癌ワクチン療法、自家がんワクチン療法、自家癌ワクチン療法、第4の治療法、がん免疫治療、がんペプチドワクチン療法
ワクチンを利用したがんの治療法。生まれたときから個人が持っている免疫能力を利用してがんを治療する手段である。
自家ワクチンは、がんの手術で一度摘出した患者のがん細胞を利用して個人専用に作られる。がん細胞の表面には特有のペプチドがある。人工的に作られたペプチドを投与することで、これを目印として、がん細胞を攻撃する細胞が増殖する。
2013年6月現在、がんの3大治療と呼ばれる手術、放射線治療、抗がん剤治療に続く4つ目の選択肢と言われている。また、がんワクチンは再生医療や新薬の開発に続くiPS細胞の活用法の一つとしても注目されている。
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