第3楽章 Quasi presto
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/12/21 04:11 UTC 版)
「ピアノ協奏曲第2番 (大澤壽人)」の記事における「第3楽章 Quasi presto」の解説
作曲者自身ジグと名付けた楽章で、トランペットと第1ヴァイオリンが主題を提示した後、ピアノがジャズ風に変奏する。これに様々な旋律が融合し、舞曲的な趣きを見せる。その後ピアノのカデンツァで終止すると、各楽器が合奏協奏曲の様な働きをし、次第にそれは自由気ままになっていく。途中五音階の再現で立て直されるが、すぐ元に戻り、やがて無調へと発展するが、その後冒頭のジグ主題が奏されて引き締まり、猪突猛進に盛り上がって華麗に終わる。
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