第3曲 合唱「初めにありし如く」(Sicut erat in principio)
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「天のいと高きところには神に栄光あれ」の記事における「第3曲 合唱「初めにありし如く」(Sicut erat in principio)」の解説
合唱5部・トランペット3・ティンパニ・フルート2・オーボエ2・弦楽器・通奏低音、3/4拍子、ニ長調 原曲の第12曲「聖霊とともに」(Com Sancto Spiritu)のリズム・パターンを変更したもの。特に冒頭は、詩のリズム・パターンがまったく違うため、原曲を聞きなれた聴衆には強い違和感を覚えるほど改編されている。三位一体頌の後半、時間を超越した永遠の栄光を讃美する詩を2回のフーガとその前後に挿入したホモフォニー部分で反復する。フーガの進行とともに器楽の重なりも厚くなり、イン・テンポのまま重厚なアーメン頌を響かせて締めくくる。
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