第3曲 四重唱『汝の老いは若かりし時の如くあれ』(Dein Alter sei wie deine Jugend)
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ソプラノ・アルト・テノール・バス・通奏低音、イ短調、4/4拍子 参事会に残留する長老たちへの励ましと戒め。前半の激励は申命記第33章25節。老人も若者と変わりないことを宣告する。テノールを線等に半音階交じりのフーガ主題を引き継いでいく。一方、主題を走句や停止で飾る戒めは創世記第21章22節から。いかなる時も神は共にあることを明言し、激励と同時に自律を促している。この曲は厳格な順列フーガで構成されており、正確な作曲年代が判明していないミュールハウゼン時代のカンタータ4曲の作曲順を判断する一つの指標となっている。順列フーガの精度から、131番→106番→71番→196番の順に作曲されたとする説が定着している。
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