第3幕 早朝の森
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/19 07:09 UTC 版)
「夏の夜の夢 (ブリテン)」の記事における「第3幕 早朝の森」の解説
第1場 ロバ頭のボトムと一緒に眠るタイタニアを見たオベロンは、インドの小姓を自分のものにして満足したうえ、もうよいだろうと決意して妻の魔法を解かせ、目覚めたタイタニアと仲直りをする。パックが朝を知らせる角笛を吹き、4人の恋人もそれぞれ目を覚ます。そしてロバの頭にされたボトムが元の頭に戻る。一方村の職人たちはボトムを心配し、芝居ができないと不安を募らせるがボトムが戻ってくると皆は喜ぶ。 第2場 場面が宮殿に転換。シーシアス大公の許に、掟を破って駆落ちしようとした2組の恋人たちが現れて大公に許しを請う。大公はこれを許し、今日の自分の結婚と共に2人の結婚式も挙げることを決める。儀式に職人たちの劇が上演され、劇が終わると村人たちがベルガマスク舞曲を踊る。人々が去るとオベロン夫妻やパックら妖精たちも登場して3組の男女を祝福する。あとにパックだけが残り、後口上をして幕が下りる。
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