第3巻 - 哲学的問題集
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「形而上学 (アリストテレス)」の記事における「第3巻 - 哲学的問題集」の解説
第3巻(Β) - 哲学的問題集(全6章)第1章 - 研究にあたっての「難問」の所在と意義を明らかにしておく必要がある --- 哲学の諸難問(全14問)列挙。 第2章[第1問] 「ただ一つの学」で「すべての種類の原因」が研究され得るか。 [第2問] 「実体についての学」が「論証の諸原理(諸公理)」をも研究するのか。もししないならいかなる学がそれを研究するのか。 [第3問] 「ただ一つの学」で「あらゆる種類の実体」が研究され得るか。 [第5問] 「実体の学」が「その実体の属性」をも研究するのか。 [第4問] 「感覚的でない実体」があるか。あるとすれば何種類あるか。 第3章[第6問] 「事物の原理」とされるべきはその事物の「類」なのか、「内在的構成要素」なのか。 [第7問] 「類」が「原理」であるにしてもそれは「最高の類」であるか、「最低の類」であるか。 第4章[第8問] 存在するのは「個々の事物」のみか、「別のある何もの」かが存在するのか。 [第9問] 「諸原理」は「種」において一つか、「数」において一つか。 [第10問] 「消滅的なもの」と「不滅的なもの」の「原理」は同じか否か。 [第11問] 「存在」や「一」は存在する事物の「実体」か「属性」か。 第5章[第14問] 「数学の諸対象」は「実体」か否か。 第6章([新たな第15問] なぜ「感覚的事物」や「数学的対象」の他に、「諸々のイデア」が存在するとしなくてはならないのか。) [第13問] 「原理・構成要素」が存在するのは「可能的」にか、「現実的」にか。 [第12問] 「原理」は「普遍的」なものか、「個別的」なものか。
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