第3アルバム『ブルー・ロック』
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「ザ・クロス (バンド)」の記事における「第3アルバム『ブルー・ロック』」の解説
テイラーの活動の主軸がクイーンの方へ移ったことで、第3アルバム『ブルー・ロック(英語版)』(1991年)では、他のメンバーが制作の主導権を握れるようになった。このアルバムでは多くをエドニーが書き、自身のみで3曲、共筆で4曲を完成させた。第1曲目は今回もバンド全員で書き下ろしたもので、この曲『バッド・アティテュード』"Bad Attitude" は、1990年のクリスマスに行われたファンクラブパーティで途中まで書かれたものだった。このアルバムはEMIに発売を拒否され、売り上げがそこそこ堅調だったドイツで、EMIの支局にあたるEMIエレクトローラが発売した(但しプロモ盤はイタリアと日本で発売された)。発売日は1991年9月9日であった。テイラーによる『ニュー・ダーク・エイジズ』"New Dark Ages" は、『マン・オン・ファイア』の新しいライヴ演奏版と合わせてドイツで発売されたほか、『ライフ・チェンジズ』"Life Changes" はB面に『ハートランド』"Heartland" を付けて発売された。しかしながら、これは1991年11月のフレディ・マーキュリーの死ですぐ中止された。ツアーはマグナムをサポートに迎えて行われたが、45分という短さで、ごく少数のブートレグが残されているだけである。またツアーは1ヶ月で20公演を行うという忙しいものだった。 1992年12月22日に行われたライヴでは、テイラーがかつて所属していたクイーンの前身バンド・スマイルが再結成した。メイはスマイルでの2曲に加えて数曲を演奏した。
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